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エセ音楽スタジオの管理人が、作曲日記から日常のどうでもいいネタまで多彩に綴る日々の漫遊記。不定期更新。

ゼルダの伝説30周年記念コンサート 行ってきました!

先日、ゲーム「ゼルダの伝説」シリーズの生誕30周年記念オーケストラコンサートの大阪追加公演を鑑賞するため、オリックス劇場に行ってきました。
色々な事情があってゼルダシリーズは風のタクトまでしかプレイしたことがないのですが、そのゲーム内容はもとよりゲームの音楽も大好きなので、予てから最近活発になってるゼルダコンサートの興行にどこかで行きたいなぁと思っていたんですが、今回は都合よく予定が立てられたのでコンサートに観に行ってきたのです!
今日はその鑑賞レポートをここに記します。



ゼルコンの公演会場である夕闇に浮かぶオリックス劇場。
アオーーーン……とかいうオオカミか野犬かの遠吠えが聞こえてきそうな…?んなワケないか^^;

私が劇場にたどり着いたのは公演から1時間も前になるのですが、既にゼルダオリジナルグッズの先行販売は始まっていて、それらを求める長い行列がオリックス劇場手前の公園まで続いていました。
さながらどこかの同人誌即売会の有名サークルのグッズを求める人たちのようです…そのくらい長いなが〜い列ができておりました。


ただそれと違うのは、並んでいるのはオーケストラコンサートを観に来ている人たちだからかなんなのかは分かりませんが、明らかにオタクっぽい風貌の御方たちはほとんど見当たりませんでした。むしろなかなかシャレオツな方々が多かったので…私は今回のコンサートはちょっと肩身が狭いかもなぁと思ってしまいました…^^;


そんなワケで先行販売の列に並ぶのもなんだか気が引けたので並ばず、余り物で良さげなものがあったらそれを買えばいいやっていうゆとり思考全開で開場まで公園でぼけーっと過ごしていました。


そして寒さに耐え忍びながら待つ事1時間、開場となったので入場を待つ列に並びました。

…そう、入場を待つ列です…。

先行販売グッズを求めるか否かに関わらず、会場に入るためには結局並ばなきゃいけなかったのでしたw こんな事なら先行販売の列に並んでおけばよかったなと少し後悔しても時すでに遅し^^;
まぁそのおかげでグッズは欲しいものは全部購入できたので結果オーライかなと…。



グッズも買ったところで、いよいよ公演が始まりました…!
最初の演目はSFC版「ハイラル城」のオケアレンジ版。…最初から勇壮にして悲壮感もある名曲を持ってこられますか…! 超カッコイイ切ない…!
次の演目は「ゼルダ姫のテーマ」 …癒されるぅ… T_T


…以降も同じようなマンセー意見しか書けないので、各曲に関してのコメントは控えることにします^^; とにかく良かったです! アンコールは近ちゃんのピアノソロだったりまさかのアレだったりとか、、

ゼルコンはオーケストラコンサートとはいっても格式ばったお堅い雰囲気とかは全然なくて、オーケストラライブとでもいうべきざっくばらんなものでした。
もちろんアーティストのライブに比べたらずいぶん大人しいですけど、ファンのツボを抑えてるような演出は多かったですし、聴いてる人も一緒に楽しもうっていう企画もあって近ちゃんがマスターソード振るうわタクト振るうわ、、、ホントに楽しかったです!!



ところで今回のゼルダオケコンサート、ゼルコンの音を聴いた瞬間に感じたことなんですが、
「あ、すごく音がいいな…」
そう思いました。

私はこれまで何度かオーケストラコンサートに行ったことはあるのですが、今回のゼルダコンサートはその中でも群を抜いて音の響きが良かったように感じました。
静かで落ちついた楽曲は豊かでまろやかな響きが、勇壮で勢いのある楽曲は力強くキレのいい響きがもの凄く心地よく届くのです。
なんでこんなに音がいいんだろう...と公演が終わった後もすごく不思議でなりませんでした。
オーケストラの楽器配置が一般的なものと少し異なったのでそのせいなのかなとも思ってすこし考察することにしてみました。

現代のオーケストラの楽器配置の基本形はこのようになるのだそうです。私が以前作った天の契り歌というボイスドラマ向けの楽曲群もこの基本形に則った配置を意識して楽曲制作を行ったのですが、ゼルダコンサートでは以下の図のような楽器配置になっていました。



元の画像はザ・オーケストラさんより拝借しました。
赤字の楽器は基本形とは異なる配置がされている楽器です。オカリナ組曲という各パートの紹介をかねた曲目があったので、ゼルコン大阪公演の楽器配置は上図のような感じでほぼ間違いないと思います。

中低音域楽器であるチェロやホルンが舞台中央寄りに配置され、中高音域~高音域であるトランペットやヴィオラが舞台向かって右寄りに配置されていたのがゼルコンの特徴です。
それがこの音の響きのよさに影響を与えているのかどうかは定かではありませんが



結局その謎はゼルコンのプロデューサーである横田真人さんがコンサートパンフレットで書かれていたライナーノーツで明らかになりました。
今回のコンサートではマイクやアンプ、スピーカーといった集音装置や拡声装置を使ってない、つまりはオーケストラが奏でる音が何も介さずダイレクトに視聴者の身体に届いてくるようにしていると横田氏はおっしゃっていました。すごーーく納得しました。
なるほど、あの心地よい響きの音の正体は本当の意味での生演奏の音だったのかと。
そして普段、どれだけデジタルな音の響きに耳が慣れてしまっているんだろうかと。。。
楽曲を作れるものの端くれとして横田氏の本当の生の音を届けたいという想いと、それを実現してくれたことにとても感激しました...!!
楽器配置はあまり関係なさそう...^^;



さてさて、この辺で私のゼルコンのレポは筆を置こうと思います。
ホントは1曲1曲の楽曲感想も伝えたくて途中まで書き進めていたんですが、文章力なくてホントにマンセー文言ばっかりしか書けないので断念しました^^;
代わりにゼルコンの音の響きは一体どうしてあんなによかったんだろう、そういうところにフォーカスしてブログ記事を書いてみたのですがいかがでしたでしょうか??

オマケに会場にあったパート譜やポスターを貼っておきます。
ではまた!

 

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WavesプラグインをLogic Pro 9にインストールする方法

Wavesのプラグインはとてもよく出来ていて私も楽曲制作の折には大変重宝しているのですが、ライセンスセンターが大幅にアップデートしてからはLogic Pro 9へのインストール作業が大変煩雑になってしまいました。
この記事ではLogic Pro 9にWavesプラグインをインストールする手順を、自分への備忘録という意味も込めて記しておきます。Logic Pro 9でWavesプラグインを使う方のお役にも立てていただければ幸いです。当方のMacOSXバージョンはElcapitanであり、そのOS環境上での手順を記していきます。

なお以下の手順を実行した上で、もしあなたが不利益をこうむったとしても藤元はその責の一切を負いかねます
あくまでも自己責任の上で行ってください





★1
http://www.waves.com/downloads/central よりWaves CentralのMac版最新バージョンをダウンロードし、インストールする。


★2
★2の手順は新しく購入したプラグインがなければスキップする。
新しく購入したプラグインがあれば、wavesサイトで作った自分のアカウントにログインし、https://www.waves.com/account/registerでまずレジストレーションを行ってから、★1でインストールした最新バージョンのWaves Centralを起動。所持しているプラグインのアクティベーション(EASY INSTALL & ACTIVATE)を行う。


★3
★1でインストールした最新バージョンのWaves Centralを起動し(★2の手順を踏んだ方はWaves Centralアプリの左上にあるWaves社のアイコンをクリックしてWaves Centralのホームに戻る)、MANAGE LICENSESをクリック。
所持しているプラグインのライセンスが適切な場所にあるかどうか確認する。
所持しているプラグインのライセンスがどこにも見当たらない場合は、プラグインのアクティベーションが済んでない可能性があるので、★2に戻ってその手順を試してみる。


★4
Waves Central上でダウンロードしたプラグインを全てアンインストールする。
アンインストールはWaves Centralの上部にあるメニュー「Install」項目内にある「Uninstall」から行う。
プラグインをアンインストールしてもプラグインを買ったという証明であるライセンスは消えないので安心してください。(もちろん正当な対価を支払ってプラグインを手に入れた場合において、ですよ。)


★5
http://www.waves.com/dlrdr?id=latest-mac-offline から古いライセンスセンター(Ver9.3)をダウンロードし、インストールする。1GB以上あります。
ダウンロード元のページは → http://www.waves.com/support/run-waves-plugins-on-logic-9


★6
Macのシステム環境設定 → セキュリティとプライバシー → カギの解鍵(左下の鍵アイコンをクリック) → 一般タブ内の「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」内の「すべてのアプリケーションを許可」を選択 → カギの施錠(左下の鍵アイコンをクリック)
※最初から「すべてのアプリケーションを許可」が選択されている場合は★6の手順はスキップしてください。


★7
★5でダウンロードした古いライセンスセンター(Ver9.3)を起動して、自分の持っているプラグインを選択してインストール。
※★1でダウンロードした最新のライセンスセンターを間違えて起動しないように!


★8
※★6で最初から「すべてのアプリケーションを許可」が選択されていた場合は★8の手順はスキップしてください。
Macのシステム環境設定 → セキュリティとプライバシー → カギの解鍵(左下の鍵アイコンをクリック) → 一般タブ内の「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」内の選択項目を以前の状態に復帰させる。 → カギの施錠(左下の鍵アイコンをクリック)


★9
Logic Pro 9を起動してAudio UnitマネージャーからWavesプラグインがインストールされているかどうか確認する。
Logic Pro Xもある場合はそちらでもプラグインマネージャーからWavesプラグインがインストールされているかどうかの確認をする。



以上で私の環境ではLogic Pro9, Logic Pro XともにWavesのプラグインが使用できるようになりました。

ところでLogic Pro 9でWavesプラグインを使おうとすると、なぜこんなにも煩雑な手順を踏まなければならないのでしょうか。
正規のWavesプラグインを使用するには最新バージョンのWaves Centralアプリを用いて、プラグインのインストール作業とライセンスの管理作業という2つの工程を行ってはじめて、DAW上においてWavesプラグインを認識させることができるようになり、プラグインを使えるようになります。
ところが、Logic Pro 9はなぜか最新バージョンのWaves Central上でインストールしたプラグインを認識してくれません。古いライセンスセンター(Ver9.3)でインストールしたプラグインは動いてくれるのですが、こちらではライセンス管理が出来なくなっています。
先述したようにWavesのプラグインを使用するためには、プラグインのインストール作業とライセンスの管理作業という2つの工程がどうしても必要になります。よってLogic Pro 9でWavesプラグインを使えるようにするためには、ライセンス管理は最新バージョンのWaves Central上で行い、プラグインのインストールは古いライセンスセンター(Ver9.3)でそれぞれ分けて行う必要があるのです。
以上の工程を経てLogic Pro 9上でも晴れてWavesプラグインが使えるようになるわけですが、煩雑なインストール作業が面倒臭い事に変わりはありません。

またLogic Pro 9上でWavesプラグインを扱う場合、他のDAWにはない決定的な弱点があります。
それは最近リリースされたWavesプラグインや最新バージョンのプラグイン(Ver9.6以降のプラグイン)の使用は、古いライセンスセンター(Ver9.3)でプラグインのインストールを行わなければならないLogic Pro 9上では現状どうしてもできません。
最新のプラグインを使用したい場合はDAWの環境をLogic Pro Xに完全移行するか、他のDAWに乗り換えるしかありません。
ただ個人的には、Wavesのプラグインの更新は有料なうえ更新料が数万円かかるものもゴロゴロあるので、古いバージョンのWavesプラグインでも全然満足しています。1年ごとに数万円のお布施をしなきゃならんとか今時バカバカしい^^;

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iMac27インチ導入〜&お知らせ

制作環境に新しく27インチのiMacを導入しました。
これの最大の特徴はなんといっても5120 x 2880ピクセルの超解像度。LogicPro9で曲作りしていた頃はMacBookProの1440 x 900ピクセルという低解像度でも全然大丈夫な画面レイアウトだったんですが、LogicProXになってからはこれだとちょっと作業が手狭に感じるようになってきていましたし、デスクトップPCも欲しくなってきていたので、思い切って買ってしまいました...!

性能面からみても作業効率の良さは申し分ないし、意外なところでは内臓スピーカーの音質もモニタ一体型のPCとしてはかなり良くてとても良いPCなのは間違いないのですが、ひとつ残念なのは光学ドライブが付いてないということ。...外付けDVDドライブを用いてのDVD6枚組のLogicPro9のインストールにどれだけ時間がかかったことか...^^;
またiMacの超解像度だとBlue-ray等のHD映像コンテンツも楽しみたいところなんですが、それをしようと思ったら外付けのドライブを買ってこなければなりません。
AppleからしたらiTunesでHD画質の映画をレンタルすればいいじゃんっていう思惑であえてドライブを付けてないのかもしれないですが、iTunesのレンタル料は高いしコンテンツ量はTSUTAYA等に遠く及ばないし、私はまだまだディスクメディア信者であることをやめるつもりはないのでドライブだけはなんとかならなかったのかな〜って今でも思ってます。


話は変わってここでひとつお知らせ。
ちょっとおおきめの企画を請け負っているとこのブログで何度か書いてきましたが、私の至らなさからその企画からは藤元は降板することにしました。
すごく残念でしょうがないですし関係者やブログに来てくださる方々には申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、このまま続けても前に進むのは極めて難しいだろうなと思って降りることにしました。


ちなみにこの企画とはまた別なんですが、藤元がBGM作曲として参加した企画のものが近々公開される予定です。
公開された際にはまたブログやツイッターにて宣伝しますので、ご覧になってくだされば幸いです。


追伸:拍手ありがとうございます^^

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夏に観に行った映画のレビュ〜。

夏といえばレジャーの季節! 遊びの季節ですよ! 私にとっての今年の夏は映画三昧の夏でした!
...映画鑑賞がレジャーと言っていいものなのかどうかは分かりませんが^^;、映画鑑賞関連だけで数万円単位で出費するほど今年の夏は映画を観に行ったふじもとですw まぁもっと行く人はたくさんいるんでしょうけど、自分の中ではかなり観に行った方です。

その中でもここで書けそうなタイトルを3つ選んでミニレビューします。ブログを書くといつも長文になってしまうクセがあるので、短くまとめる練習も兼ねております^^;



傷物語II 熱血篇
(ヲタクに)人気のアニメシリーズ劇場版第2弾。今回も観に行きました。
今回もキスショット=忍野忍が映画ポスターを独占していて、今回も彼女メインでいくんだろうなぁJCキスショットが拝めるんだろうなぁと思っていたんですが、実際観に行って思ったのは2作目のメインヒロインは彼女ではなくて明らかに羽川だなぁということでした。暦X羽川の描写がたくさんあるのでそれが好きなひとはもうたまらないんじゃないかな? 私はガハラさん推しなのであまりピンときませんでしたが^^;
作画レベルは1作目同様相変わらず超絶クラスかつ、独特の雰囲気を持つ素晴らしいものでした。超絶すぎてグロいシーンの作画も容赦ないので、心臓弱い人は気をつけて...?
音楽で印象的だったのは月並みかもしれませんが、1作目のBGMでよく使われたモチーフに歌がついてそれがEDテーマになってたこと。古典映画の曲みたいなレトロ感満載な曲で他の物語シリーズの歌ものと比べるとすごく地味な印象なんですが、個人的にはとても好きです^^ ストーリーは羽川がメインヒロインみたいな描かれ方をしてますが、音楽はあくまでキスショットがメインヒロインだと考えられてるのかもしれません。
今作もよくできてるとは思うんですが、個人的には第1弾の鉄血篇の方が面白いなぁとは思いました。あれだけポスターやムビチケカードで自己主張してるキスショットの出番がほとんどないのもどうなんかなとJCキスショットほんのちょっとしか出なかったし。3部作の2作目はびみょーというジンクスを傷物語もしっかり踏襲してる気がする...まだ3作目でてない段階で評価するのもどうかとは思うんだけどサ^^;


君の名は
はじめに断っておきますが私、新海監督の作品は正直苦手です。
新海監督の映画はまだ彼が少数精鋭体制でアニメを制作していた頃の作品...秒速5センチメートルしか観たことがありません。個人的には新海監督は映画を通じて昔自分が負った心の傷をみんなに知ってもらって共感してもらいたいという感じがしたんですが、ちょっとその想いが一方的すぎる気がして私は全く共感ができず、その他の作品も観ようは思わなかったんです。
今作も観に行く予定は全然なかったんですが、新海ファンの友人に一緒に行こうと誘われたのでやむなく...^^;
秒速5の頃からずいぶん時間も経っているので、作風も変わってるかもしれないと思ったんですが、結果的に秒速5で抱いた新海アニメのイメージそのものの作品がここにもありました。ただ世界観は秒速5よりもかなり分厚くなってる印象を受け、最後までストーリー展開やオチがどうなるんだろうとハラハラしながら観られる楽しさは今作にはありました。
新海アニメが好きな人には間違いなくオススメします。 友人はハンカチがずぶ濡れになるくらい泣いていました...と言ったら大袈裟ですけど^^; そのくらいハマっていたようです。


シン・ゴジラ
庵野監督が描くゴジラワールド。
それは子供のためのキャラもの映画ではなく、特撮マニアのための怪獣映画でもなく、超絶硬派な社会派のディザスタームービーでした。私も含めミリタリーマニアは喜べますw
1作目のゴジラ映画が第五福竜丸の悲劇から着想を得て作られた反戦・反核の映画とするなら、今作は近年災害の多発する日本に、更に突如現れた新たな巨大災害=ゴジラに日本はどう立ち向かうかということを緻密に描いたディザスタームービーなのです。
どちらも優れているのはその時代の社会不安要素を映画の中に取り込んで、エンターテイメントとして表現しているということ。
庵野監督はゴジラという存在を子供のためのキャラではなく、特撮マニアのための怪獣映画でもなく、その映画が作られた時代における社会不安の象徴そのものとして考えているような気がしました。
個人的にはここ数年で見た映画の中ではダントツNo1の傑作だと思います!凄いとしか言いようがありません!エヴァQでは庵野監督そうとうしんどかったんだろな...



...書いてみれば結局長文になってしまったカモ...^^; でも1つ1つのレビューは少なめになった...つもりだよ^^;


追伸:拍手ありがとうございます^^

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傷物語 I 鉄血篇 ちょいレビュー <ネタバレなし>

知る人ぞ知る某人気アニメの劇場版ブルーレイを買いました。というわけで久々にアニメレビューでも。


物語シリーズはテレビアニメが始まった頃から美術と作画クオリティの高いアニメでしたが、その劇場版ともなるとそれにさらなる磨きがかかっていて、私は映画館でも本作を観ましたがその迫力と映像美にはただただ圧倒されていました。
また傷物語の映像へのこだわりという点で極め付けだと思うのは、本作がシネスコサイズで作られているということ。大作ものの映画とかを観に行くと、映画が始まる前にスクリーンの両端がウイィィーン...って開いていくことがあるじゃないですか? 傷物語もそれらと同じ映像規格で作られているということなんです。アニメ映画では異例のことだと思いますし、それだけ映像にこだわって作っているということなのでしょう。
とにかく映像美は凄まじいので傷物語を観たい方でブルーレイが視聴できる環境にある方は、ぜひともブルーレイでの鑑賞をおすすめします。


話は...どうだろう...元々物語シリーズって言葉遊びというか掛け合い漫才みたいなノリも大きな魅力の一つだと思うのですが、劇場版ではそういった要素はほとんどありません。それどころか他のアニメに比べてもセリフがかなり少ない作りになっています。
先述した通り美術と作画のクオリティは凄まじいので、もう劇場版は絵で楽しんでねと言わんばかりの作りです。映画館で観るアニメ映画としては凄いものを観たという感動はあったのですが、物語シリーズと銘打つ作品としてはどうなのかなとも思いました。
まぁ劇場版でもテレビと同じことをやっていたんでは、それはそれでテレビと変わらないじゃんって言われるだろうし、難しいところだとは思うのですが個人的にはもう少し言葉遊びのノリがあってもいいんじゃない?って思いました。(終物語あたりからそういうノリは意図して封印しつつある気がしなくもないですが...)


音楽は久々に神前さんが担当として戻ってきていて嬉しい限り^^
中身はというとなんというか、昭和の映画音楽のようなレトロ感たっぷりの音楽が多くて、それが平成の最新アニメ技術満載の映像美の中で奏でられているものだから、ものすごく不思議な感覚になりました。非常にクセがあるので甲乙つけがたいのですが、劇伴の役割としては自然でおかしいとは全然思いませんでした。
劇伴はほぼ全曲生演奏みたいなので音色はとても綺麗ですが、ブルーレイ特典のサントラCDを聴いていると楽曲の録音状態やミキシングは普通レベルくらいかなぁと思いました。音色は生演奏主体で綺麗なのに空気感や立体感に乏しくてせっかくの生演奏を活かしきれてない感じがします。決して悪くはないですが今ひとつといった感じ。生産限定のアナログ盤も買って比較して聴いてみたいところなのですが...いろんな意味でそれは躊躇しますw
あと神前さんというと歌曲にも定評があり、物語シリーズにおいてもたくさんの印象的な歌曲を作られていますが、本作ではOP、ED、劇中の全てにおいて歌曲は一切登場しません。あくまでも生演奏主体の映画音楽を追求していて、それはものすごくストイックでありカッコイイなとも思いました。



傷物語はたかがアニメ映画だなんて言わせない。これは映画だ!というもの作るんだという気概が美術だったり音楽だったりそこいら中にひしひしと感じられるような凄い作品だと思うのですが、物語シリーズとして観ようとすると肩透かしを食らうかもしれません。が、私はこれはこれでアリだと思ってます。そういう変化も必要でしょうよ。
断固としてシリーズで一貫性があるのは、映画を1時間ちょっとの尺にして3部作に分けて展開するような、毎度毎度完全にファンの足元をみているとしか思えないプロデュース側の狡猾さw 2部作にまとめるか、もうちょっと各エピソードの尺伸ばせよクソッタレどもめ。


追伸:拍手ありがとうございます^^ お礼遅くなってしまって申し訳ありません...m(__)m

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